日蘭交流国際シンポジウム「博物館の国際研修―文化をめぐる包摂的かつ協働的な活動の可能性」についてのお知らせ

国立歴史民俗博物館より、下記シンポジウムの案内が届いております。

日蘭交流国際シンポジウム
「博物館の国際研修―文化をめぐる包摂的かつ協働的な活動の可能性」

人類共通の財産である文化遺産を保存し、活用しながら、次世代へ継承する博物館は、多様な背景を持つ人びとによる公平な対話を創出し、新たな文化を生み出す場となる。そして、このような文化をめぐる対話は、平等で持続可能な国際社会を実現するためのモデルとなり得ます。
近年、自然災害や紛争の多発により、社会の在り方そのものの見直しが求められるなか、特に博物館は、多様な文化への理解を深め、他者への尊重に基づく文化を構築する拠点として、その社会的役割をいっそう高めています。しかし、博物館において、多様な文化的背景を持つ人びとが公平に対話をおこなうためには、従来の一方向的な関係性を超えた、包摂的で協働的な連携が不可欠です。
本国際シンポジウムでは、日本とオランダで実施してきた博物館の国際研修に着目し、「研修する側」と「研修を受ける側」の垣根を越えた、博物館の新たな連携の在り方について議論を深めます。

 

日時: 2025年10月4日(土)
形式: 会場参加・オンライン参加両方可能(日英同時通訳あり)
詳細・参加登録は書きリンクからご参照ください。

https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/63283

日本文化財科学会について

文化財に関する自然科学・人文科学両分野の学際的研究の発達および普及を図ることを目的として1982年12月に発足した学会です。

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