2017 06 27

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石造文化財の保存修復ワーキンググループ

代表:石崎武志 会場: 本館 4階 409講義室

内容:国内、海外の石造文化財の保存、修復に関して、研究機関、大学、民間等の様々な機関で調査、研究、修復作業などがなされている。国際的には、ICOMOS(国際記念物遺跡会議)の石造文化財の保存に関する科学委員会(ISCS)が中心的な役割を果たしている。日本文化財科学会にも、ISCSに参加して活動しているメンバーがいる。日本における様々な機関の研究者が、集まり、石造文化財の保存・修復に関する情報交換を行うことは、大変重要なことであると考える。日本文化財科学会には、石造文化財の保存に関わる研究者も、割合としては多い。その中で、保存方法、修復方法に関して、決まった方法があるわけではなく、現場に応じた対応が要求されるのが現状であると思う。

このワーキングでは、日本および海外での石造文化財の保存修復に関しての取り組み事例、保存修復手法、それぞれの現場での課題などを報告し合い、色々な分野の専門家同士の自由な意見交換により問題の解決へと進めていきたいと考えている。

 

東アジア文化遺産保存学会 日本支部

代表:今津節生 会場: 本館 4階 409講義室

内容:東アジア文化遺産保存学会 日本支部の活動報告と今後の展開

   1, 2017年8月開催の上海大会に関する案内

   2, 日本支部のホームページ開設の案内

   3, 会員登録(当面は無料)の案内

   4, 今後の東アジア文化遺産保存学会支部の活動についての意見交換

   5, 今後の東アジア文化遺産保存学会の活動についての意見交換

 

トレハロース含浸処理法実践研究会

代表:伊藤幸司 会場: 本館 4階 401講義室

内容:昨年、赤い布の保存処理を発表した。トレハロース処理によって赤い色、質感を損なうことなく処理を終えた。これは出来るだけ結晶しないように、非結晶化して固化する手法によって現出されたものである。速やかに結晶したトレハロースは微細な粉状となり白色に見える。対してラバーもしくはガラスとなった非晶質のトレハロースは透明度が高い。このようなトレハロースの性質を利用して処理を行っている。当研究会のワークショップでは、結晶・非結晶という状態への理解を深め、実際の布を使ってその体験をしていただく。

 

彩色材料分析ワーキンググループ

代表:早川泰弘 会場:本館 3階 306講義室

内容:本ワーキンググループでは、彩色材料分析に焦点を絞り、様々な科学調査の結果を議論しあうことで調査結果の共有を図るとともに、調査の課題や結果の解釈に関する問題点を明らかにし、今後の彩色材料調査に反映させていくことを目的とする。本WGは、2016年6月に奈良大学で開催された日本文化財科学会第33回大会において発足し、2017年1月には龍谷大学において第1回研究会「彩色材料分析の成果と課題」を開催した。彩色材料分析に携わる研究者らが、調査の際の問題点や課題、調査結果の歴史的・美術史的解釈等を議論することで、調査結果の客観性を高め、信頼性の高い分析結果が提供されるようになることが期待できる。さらに、専門分野を超えた研究者間での情報共有・人的交流を行うことで、新たな視点による議論が生じることが期待できる。

 

 

出土金属製遺物の特性と化学分析の諸問題

代表:田村朋美 会場: 本館 4階 410講義室

内容:埋蔵文化財分野に蛍光X線分析をはじめとした分析装置の導入が進み、多くの分析結果が報告されている。一方で、出土遺物の劣化特性に関する理解や定量計算法などについての理解不足に起因する問題も散見される。本ワーキンググループでは、出土金属製遺物を取り上げ、蛍光X線分析等の化学分析を実際に担当する埋蔵文化財関係者を対象にしつつ、分析を外部機関に委託する場合にも共通する出土金属製遺物の腐食の特性と化学分析およびデータ解釈にまつわる注意点などについて改めて議論し、情報共有をはかることを目的とする。

 

土器科学分析研究会

代表:宮田佳樹 会場: 本館 4階 411講義室

内容:土器残存有機物を科学分析することで,どんなことが分かってくるのか?今回は,土器脂質,安定同位体分析,炭素14年代測定など最先端の科学分析手法を解説し,その分析結果を議論しあうことで,研究手法の共有化を図るとともに,課題や結果の解釈に関する問題点を明らかにする。今後は,さらにこれら以外の分析手法とのコラボレーションも踏まえ,日本発の土器を用いた考古科学,考古生化学研究の発展を目指す。

 

古環境(動・植物利用と生業・農耕環境、それらの自然素材の分析保存手法)

代表:金原正明 会場: 本館 3階 303講義室

内容:古環境の中で動・植物利用、生業・農耕環境の同定分析技術と、堆積物を含むそれらからの生産物の同定分析保存手法、およびその成果の検討議論を行う。